1999年10月26日から2004年10月12日まで続けたマーケティング的コラムをブログとして復活させました。
大昔に会社の部門報に書いた文章も少々。
そういう訳で、「マツケンサンバ」ですよ。
正式には「マツケンサンバ2」ですけどね。
オリコン初登場17位というのが、また微妙な評価。
皆さんはどうです?
ちなみに、うちの奥様は「さすがについていけない…」と申しておりました。
うちの子供は、「マツケンでGO!」の方に反応してますが。(^▽^
いや、「ついていく、ついていけない」の問題じゃないんですよ。
個人的には、「マツケン」と「ハウル」と「セグウェイ」は、同じ価値軸上にあるものなんです。
という話を、大学のゼミ生にしたら、「よくわからんす」みたいに言ってました。
わからないかなぁ…、この価値軸。
要するに「仕掛け」ですよ。
マツケンも、ハウルの動く城も、セグウェイも、大なり小なり、ブームになって欲しいはずのもの。
正確には、セグウェイは、ちょっと違いますけどね。
セグウェイの考案者は、もっと地に足のついた思想です。
ただ、商品イメージとして、ブームにならないと、日本での法律改正もないだろうということで、同じ目線で見ています。
---
「マツケンサンバ」は、「紅白歌合戦に出たい」という野望を抱えている。
松平健は、ここまで地道に努力してきた人。
テレビ朝日の「暴れん坊将軍」だけといってもいいくらいの商売で、ここまでのし上がってきた。
努力のかいあって、一流にはなった。
でも、超一流かというと、そうではないでしょう。
超一流になるために、過去の人と同じことをするのではなく、紅白出場という野望をかなえることで、それを達成しようとしているのか。
紅白には、おそらく出場できるのでしょう。
NHKも、色々トラブルを起こして、それも紅白自体が問題になって、それを体よく覆い隠すためにも、ここはひとつマツケンサンバにブームになってもらい、大晦日にみんなで大騒ぎして誤魔化したいところ。
NHKも、両手を挙げて歓迎してくれます。
今のところ、両者の思惑は一致している。
あとは、我々一般消費者が、どう動くかということだけ。
ちなみに、大学生クンの反応は、イマイチ鈍い。
サラリーマンが、どう反応するかでしょう。
新橋で盛り上がらなければ、業界人だけが盛り上がる妙竹林なブームに終わってしまうかな。
---
ジブリの「ハウルの動く城」は、ちょっと大変。
前に取り上げたように、気合いの入りすぎた声優陣に、ちょっと辟易します。
どこぞやの映画祭にも、今から出品して、今さら保証を得ようというのか。
宮崎駿も、不安があるのか。
流行らないわけには、いきませんからね。
ジブリの人たちも、もののけ→千と千尋ときた上昇気流を、今さら下降気流にはできない。
いや、「したくない」のがホンネか。
右肩上がりの呪縛から、逃れられなくなっているはずです。
でなければ、木村拓哉なぞ起用するはずがありません。
マツケンの紅白という野望に比べると、ジブリのハウルは「重たすぎる荷物」でしょうか。
野望は達成できなくても、次のチャンスがあるけれど、下ろすことが許されない荷物を背負うことは、使命が厳しすぎます。
そして今、マツケンのCDを買った人は、ハウルにも飛びつくのか?
興味ありませんか、こういうこと?
私が調べたいのは、ズバリそこです。
マツケンのCDを躊躇なく買った人は、ハウルにどんな反応を示すのか。
ここが分かれば、「ブーム」と呼ばれるものの動きが、少し見えてくる気がします。
---
そして「セグウェイ」。
これは、日本では、ブームになろうにもなれない宿命を背負っています。
マツケンやハウルほど、自由にプロモーションできません。
いや、やってもいいけど、乗れませんからね街中で。
普通の人は、買ってもしょうがない。
でも、そんな宿命があるからこそ、試乗してもらった時の反応が面白いんですね。
「えーっ!」という驚きとともに、「すごいすごい」と、一発でその意味が分かる人もいます。
女子高生の大半は、すんなり理解してくれます。
「すげー、これほしー」みたいにね。
感動したのは、「これ、この辺(ハンドルのあたり)にソーラーつければ、いくらでも走れるじゃん」と言った子がいたこと。
分かってるねぇ。
怖がるばかりで、その価値を理解するまでに至らない人もいる。
アタマが良さそうな男は、概してダメですね。
あれこれ能書きばっかり言って、つまらない。
男は、本当にダメですね。
どうして、こんなにつまらなくなってしまったんだろう。
「(そんなつまらないこと聞いてるんじゃないよ…)」って、心の中でいつもつぶやいてます。
女性が面白くなった分、相対的につまらなくなったんでしょうね。
女性が、これまで虐げられてきた道を、今、男が徐々にズブズブ嵌っているんでしょう。
これから当分大変だわ、男は。
頑張らなきゃ。
---
マツケンとハウルとセグウェイ。
この3つは、この秋から冬にかけて、私が追いかけるモノです。
正式には「マツケンサンバ2」ですけどね。
オリコン初登場17位というのが、また微妙な評価。
皆さんはどうです?
ちなみに、うちの奥様は「さすがについていけない…」と申しておりました。
うちの子供は、「マツケンでGO!」の方に反応してますが。(^▽^
いや、「ついていく、ついていけない」の問題じゃないんですよ。
個人的には、「マツケン」と「ハウル」と「セグウェイ」は、同じ価値軸上にあるものなんです。
という話を、大学のゼミ生にしたら、「よくわからんす」みたいに言ってました。
わからないかなぁ…、この価値軸。
要するに「仕掛け」ですよ。
マツケンも、ハウルの動く城も、セグウェイも、大なり小なり、ブームになって欲しいはずのもの。
正確には、セグウェイは、ちょっと違いますけどね。
セグウェイの考案者は、もっと地に足のついた思想です。
ただ、商品イメージとして、ブームにならないと、日本での法律改正もないだろうということで、同じ目線で見ています。
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「マツケンサンバ」は、「紅白歌合戦に出たい」という野望を抱えている。
松平健は、ここまで地道に努力してきた人。
テレビ朝日の「暴れん坊将軍」だけといってもいいくらいの商売で、ここまでのし上がってきた。
努力のかいあって、一流にはなった。
でも、超一流かというと、そうではないでしょう。
超一流になるために、過去の人と同じことをするのではなく、紅白出場という野望をかなえることで、それを達成しようとしているのか。
紅白には、おそらく出場できるのでしょう。
NHKも、色々トラブルを起こして、それも紅白自体が問題になって、それを体よく覆い隠すためにも、ここはひとつマツケンサンバにブームになってもらい、大晦日にみんなで大騒ぎして誤魔化したいところ。
NHKも、両手を挙げて歓迎してくれます。
今のところ、両者の思惑は一致している。
あとは、我々一般消費者が、どう動くかということだけ。
ちなみに、大学生クンの反応は、イマイチ鈍い。
サラリーマンが、どう反応するかでしょう。
新橋で盛り上がらなければ、業界人だけが盛り上がる妙竹林なブームに終わってしまうかな。
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ジブリの「ハウルの動く城」は、ちょっと大変。
前に取り上げたように、気合いの入りすぎた声優陣に、ちょっと辟易します。
どこぞやの映画祭にも、今から出品して、今さら保証を得ようというのか。
宮崎駿も、不安があるのか。
流行らないわけには、いきませんからね。
ジブリの人たちも、もののけ→千と千尋ときた上昇気流を、今さら下降気流にはできない。
いや、「したくない」のがホンネか。
右肩上がりの呪縛から、逃れられなくなっているはずです。
でなければ、木村拓哉なぞ起用するはずがありません。
マツケンの紅白という野望に比べると、ジブリのハウルは「重たすぎる荷物」でしょうか。
野望は達成できなくても、次のチャンスがあるけれど、下ろすことが許されない荷物を背負うことは、使命が厳しすぎます。
そして今、マツケンのCDを買った人は、ハウルにも飛びつくのか?
興味ありませんか、こういうこと?
私が調べたいのは、ズバリそこです。
マツケンのCDを躊躇なく買った人は、ハウルにどんな反応を示すのか。
ここが分かれば、「ブーム」と呼ばれるものの動きが、少し見えてくる気がします。
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そして「セグウェイ」。
これは、日本では、ブームになろうにもなれない宿命を背負っています。
マツケンやハウルほど、自由にプロモーションできません。
いや、やってもいいけど、乗れませんからね街中で。
普通の人は、買ってもしょうがない。
でも、そんな宿命があるからこそ、試乗してもらった時の反応が面白いんですね。
「えーっ!」という驚きとともに、「すごいすごい」と、一発でその意味が分かる人もいます。
女子高生の大半は、すんなり理解してくれます。
「すげー、これほしー」みたいにね。
感動したのは、「これ、この辺(ハンドルのあたり)にソーラーつければ、いくらでも走れるじゃん」と言った子がいたこと。
分かってるねぇ。
怖がるばかりで、その価値を理解するまでに至らない人もいる。
アタマが良さそうな男は、概してダメですね。
あれこれ能書きばっかり言って、つまらない。
男は、本当にダメですね。
どうして、こんなにつまらなくなってしまったんだろう。
「(そんなつまらないこと聞いてるんじゃないよ…)」って、心の中でいつもつぶやいてます。
女性が面白くなった分、相対的につまらなくなったんでしょうね。
女性が、これまで虐げられてきた道を、今、男が徐々にズブズブ嵌っているんでしょう。
これから当分大変だわ、男は。
頑張らなきゃ。
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マツケンとハウルとセグウェイ。
この3つは、この秋から冬にかけて、私が追いかけるモノです。
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