忍者ブログ
1999年10月26日から2004年10月12日まで続けたマーケティング的コラムをブログとして復活させました。 大昔に会社の部門報に書いた文章も少々。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

もう渋谷で、普通に生活してます。
とはいえ、このタイトルが示す通り、アタマの中が、まだ少し混乱しているような気もします。
どこかで、「あれ…、そうか沖縄じゃないんだ」みたいな感じで考えている。
「あぁ、東京にいるんだなぁ」と思ったりもして。

でも、冷静に考えると、もはや、那覇も、渋谷も、たいして変わらないと思いますよ。
どっちもチャラいニイちゃんが闊歩してますしね。
成人式で、カラーを揃えた羽織袴で、バカ騒ぎする連中は、渋谷のアンちゃん達と、何ら変わらないし。

ただ、沖縄では、こんな感じの大型スクーターで、音楽をガンガンかけながら、国際通りを走るのが流行っているみたいです。
こんなのは、渋谷にはいませんね。
あとは、ほとんど同じ。

松山地区という、歌舞伎町みたいなところでは、ここ4、5年で、うるさい客引きが増えて、治安が悪くなったとか。
タクシーの運転手さんが、嘆いてました。
「松山で歩いているのを見かけられると、『お前ヤラしいとこ行っただろ~』と言われるんすよ~」って。
ビミョーに嬉しそうでしたけど。

中洲やススキノと同じく「情報センター」みたいなのもありますしね。
商売熱心というよりも、いよいよ那覇にも、繁華街のマーケティングが訪れているのでしょう。
ヒアリングに伺った企業経営者の大半は、嘆いていらっしゃいましたけどね。

その沖縄を、レンタカーで散々走りまくってきたわけですけど、沖縄の高速道路「沖縄自動車道」は、那覇から、日ハムがキャンプをやっている名護の近くまで、70kmほどの距離があります。
これができたおかげで、沖縄の北部地区と、那覇が、ぐっと近くなって便利になったようです。
ちなみに、私が20数年前に行ったときには、ありませんでした。

でも、この高速道路に乗るための標識が、極めて分かりにくいんですね。
そもそも、那覇のインターチェンジは、那覇郊外にあります。
那覇中心部を、東京駅としたら、高速の乗り口は、新宿にあるような感じの場所。
でも、そこに辿り着くまでの標識が、乗り口の1キロ手前くらいにならないと、正確に出てこないんですよね。

東京近辺だと、「高速に乗りたければ、さあこっちに車線へ」という具合に、やたらと親切に標識が案内してくれる。
その数が少ないんです。

なぜでしょう?
クルマ社会の沖縄では、みんな道を理解しているから、いちいち標識で指し示すまでもないからかな…と思いましたが、真相ははたして?
「予算がそこまでなかった」じゃないことを祈ります。

---

ちょうど沖縄と東京を往復している時に、大騒ぎだった「関学大ワンゲル部遭難」。
何はともあれ、全員無事助かってよかったです。

この件に関して、ワンゲル部のOB会が、「申し訳ない」とかで、救助費を負担することを申し出ているそうです。
それで分かったのが、遭難救助の金額。
今回の場合、ヘリの燃料代50万円と、救助に関わった山岳連盟会員の日当50万円だそうです。
自衛隊員は、延べ54人出動しているけど、これは仕事の一環みたいだから、ナシのようで…。

OB会としても、「大学生にもなって迷惑をかけて…」というところなのでしょう。
山岳会は、「学生だから請求しない」としているようですが、まあどこぞやに寄付でもすればいいと思います。

そんなことより、救出された後のニュースを、那覇のホテルで、ボーっと見ていて思ったことがあります。
それは、マスコミが何とかして、「若者の無謀な計画」「山を甘く見た安易な行動」という論調にしたてあげようとしていたこと。
救出された学生の記者会見でも、インタビューのはしばしに、そんなニュアンスが感じられたのですが、皆さんはどう思いましたか。

たしかに「無謀」だったかも知れないし、「安易」だったのかも知れない。
でも、結果的に、「適切な判断」で救助を仰いだことは、正解でした。
冒険している者にとって、撤退とは恥でしょう。
死をも恐れぬ、という心構えがあってこその冒険のはずですから。
だから、撤退の決断には、勇気がいる。
「恥を受け入れる勇気」がね。
これが出来なくて、過去に生命を落とした人もいるはず。

いや、企業経営だってそう。
己の経営判断のミスを認めずに、ますます借金が膨らむ一方だったり。
ダイエーだって、中内功が、どこかで、「ワイが間違っとった」と言うことができれば、今、こんなことにはなっていなかったでしょうにね。

「大学生にもなって軽率だ」ということはたやすい。
事実そうなのでしょうけど、今回は結果オーライでいいじゃないですか。
少し落ち着いてから、「お前らはアホやなぁ」と小突かれるくらいでいい。
私としては、リーダーの勇気を褒めてあげたいところです。
それに、そんなSOSに適切に対処してくれた関係者たちもね。

岸和田の児童相談所のように、見て見ぬふりをされたんじゃ、たまりません。

---

ところで相変わらず、ビートルズソングが、CMに使われています。
スマップを起用し続けているNTT東日本が、「レット・イット・ビー」にも収録されていた「アクロス・ザ・ユニバース」。

この曲、隠れた名曲なんですけどね。
たしか、世界の鳥を保護する基金向けに作られた曲だったのでは。
だから、オリジナルの最初には、鳥が羽ばたく音が入ってます。
「レット・イット・ビー」のバージョンにはありませんけどね(蘊蓄)。

NTT東日本の少し前から、「レボリューション」も流れてきています。
たしか日産のCMだと思っていたんだけど、日産のサイトには、どこにも書いていない。
うーん、どこでしたっけ?

しかし、「レボリューション」って、歌詞に、毛沢東なんて出てくる「革命」の歌ですよ。
もっとも、「自分に革命を起こそうぜ」って感じですけどね。
「ヘイ・ジュード」のB面の曲として有名だったかも知れません。
「アクロス・ザ・ユニバース」だけじゃなく、こんな曲まで、CMに使われるなんて…。

今、テレビから流れてくるのは、これに「公文」の「ハロー・グッドバイ」がありますね。
これはチャートトップにもなった、中学生でも、今なら小学生でも理解できる英語でできた名曲です。
どうして、こんなに使われるんでしょう?

ビートルズの曲が、CMに使われることを、実は4年前に書いてました。
(コラムNo.8 00年1月5日号)
この時は、ミレニアムということで、サントリーが「ヘイ・ジュード」を使っていたのでした。
まあ、この時分析しているように、ビートルズソングが、CMに起用される理由は、さして変わっていないでしょう。
みんなを説得しやすいから、のはずです。
まあ、それはいい。

でも、「ここまで安易にビートルズソングを使ってしまう、CMクリエイターって、いったい何?」ということを問いたいです。
クリエイターって、文字通り「createする人」のことであって、懐メロを引っ張り出して、誤魔化しているのも、クリエイトの一つなのでしょうか。

ビートルズは、ポピュラー音楽というよりも、もはやクラシックの領域に近づいているから、懐メロというのとは、少し違うのかも知れません。
とはいえ、解散して30年以上経過して、事実上新しい楽曲を、何も生み出していないグループの曲が、同時に3曲もテレビから流れてくる。
これは異常でしょう。

もっとも、ビートルズと同時代に生きた世代は、すでにCMに反応しなくなりつつある世代のはず。
50代前後ですからね、もうCMに感動して何かを購入したなんてことは、そうそう起きなくなる年齢です。
だから、「CMに反応する世代」には、ビートルズソングが新しく聞こえるのでしょう。
「クリエイター」は、そういうことを狙って、このようなCMを提案していると考えますか。

「普遍の名曲」が多いビートルズだから、掘り出せば、まだいくらでもありそうですから、この傾向は、まだもう少し続きそう。
ちなみに、私の予想としては、次は、亡きジョージの名曲「サムシング」あたりが使われるのではないかと、ヒヤヒヤしてます。


 
PR
バーコード
ブログ内検索
P R
Template by Crow's nest 忍者ブログ [PR]